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構造化コーディネート研究所(cc−labo)

代表である豊田美智子の個人的なブログです。事業所のURLはhttp://cc-labo.jp/です。

2016/11/5 リンデロン中止38日目・糖質制限128日目:想い出ディレクター養成講座「自分史と回想法」編。

今日は「想い出ディレクター養成講座」の第5回目、自分史と回想法についての講座でした。私は記録係として参加しながら、講師を務める友人兼仕事仲間の話を聞いていました。
回想法には、なつかしい物や映像を見て思い出を語り合うことにより、脳を活性化し精神状態を安定させ、長く続けることで認知症の進行予防やうつ状態の改善につながる可能性が示唆されています。そして、高齢者・認知症患者の予防や心理療法リハビリテーションに活用されています。
講座の中で、実際に介護施設の中で回想法を実践されている映像を拝見できました。愛知県高浜市にある高浜安立(あんりゅう)荘というところの実践例です。以下のNHKのURLに動画があります。よろしければ一度、ご覧頂ければ幸いです。古い道具がいっぱいあって、とても雰囲気のいい施設です。
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友人兼仕事仲間は、この回想法を使って自分史を作るお手伝いを仕事としています。自分史という言葉が言われ始めたのはここ20年ほどで、それまでは自伝や自費出版などと呼ばれていました。友人兼仕事仲間が1990年代後半に”自分史”で検索をしたときは300ヒットだったけれど、現在は241万ヒットあるとのこと。
自分史と似た用語でエンディングノートという言葉が近年、よく使われています。エンディングノートと自分史の違いですが、エンディングノートは、自分自身の「現在」の気持ちをまとめたもので、自分史は「過去」を中心にまとめたものであることです。
日本自分史センター(公益財団法人 かすがい市民文化財団内)が愛知県春日井市にあり、自分史図書というものがこのセンター内にあります。また、北九州市では、自分史大賞(北九州市自分史文学賞)というものがあり、大賞作品は学習研究社から出版され、副賞200万円いただけます。
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私自身は自分史より、エンディングノートを書きたいです。自分の過去は小学校の頃から社会人になってまでいじめられたことが多くを占めているので、いい想い出というのはあまりありません(暗いヤツだなあ)。そんなこんなで、学校アルバムも捨ててしまっています。
でも、自分史を作るディレクターはやってみたいです。私の専門性はヒアリング(インタビュアー)ですので、カメラマンやDTPの方、印刷会社さんと協働して、自分史を作りたい方のお手伝いをしてみたいです。
講座の記録をしながら、義次兄の入居しているグループホームには、古き良きものというものがないなあと思っていました。その代わりに、イベントが多いのです。先日は狭い室内の中で、運動会も開催してくださっています。イベントを通して、古き良き出来事を思い出せているのかもしれません。残念ながら知的障害を持つ認知症の義次兄はほとんど学校に行っていないので、初めての経験ばかりですが。。
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近年生まれた子どもたちが大人になって自分史を書こうとする時に、昔を思い出す道具や場面は、スマホであったり、塾であったり、就活であったりするのかなあ。その頃には、自分史はAI(人工知能)が書いてくれるのかもしれません。
ちなみに、今日の講座で短時間のワークショップ(1対1)をしたのですが、参加者の男性2名が、「家族の過去を聞いたことはあっても、自分の過去を喋ったことは始めて」という感想を話しておられました。
なるほど、男性ってあまり家族に自分の過去を話しすることはないのかもしれません。世の中の男性方、ぜひご自分の過去をご家族や友人にお話くださいませ。新たな発見があるかもしれません。