構造化コーディネート研究所(cc−labo)

代表である豊田美智子の個人的なブログです。事業所のURLはhttp://cc-labo.jp/です。

政策によるまちづくりは上手く行きません。


 昨日に引き続き、今日も会議の仕事でした。昨日の会議は大きく言えば行政主導の福祉のまちづくり、今日の会議も大きく言えば行政主導の商業のまちづくりがテーマでした。昨日の会議でもいろいろ意見が出たけれど、今日の会議は爆発そして崩壊状態。今日の会議は私は1人の委員としての出席であり、コーディネーターではないので、発言は控えておきました。今日の会議の崩壊理由は、「同情するならカネをくれ」です。

 政策によるまちづくりは上手く行きません。政策は後付けであり、事例の追っかけであり、先行ではないのですから。民間からのボトムアップでないと、まちづくりは上手く行きません。それを施策にする手腕が、行政には問われています。ただ単に民間の事例を取り上げて真似するのではなく、それを地域のニーズに合うのかどうか評価し、ニーズにあるのならそれをどのように加工等すれば広めていけるのか、参画者が増えるのかを民間と共に考えるのが行政の役割です。

 そして民間は、行政のまちづくり施策をトップダウンで待っているのではなく、実践を持ち、そして施策に反映できるようにしていくことで、共感者を増やし、自らの活動への参加者を広げていくことが必要です。その時にどうやって行政と付き合っていくか、その手腕が民間にも問われます。行政は民間のお上でもなく、民間の黒子でもありません。行政は税金収集・配分業でもありません。民間と行政は対等な関係です。


 税金を活動資源の一部にしながら、あるいは自らの資金を使って、自らの力で(もちろん他と連携しながらでもいいし)自らのまちや商品・サービスの魅力を高めていこうとする方々とお仕事する方が遥かに楽しいです。「同情するならカネ持って来い」のところとのお付き合いは疲れます、いえ、もう疲れました。今年からかなり減りましたが、来年度からはこういう仕事は減らす予定です。まあ自分から激減させなくても、行政の財源難という理由で自然減となりますが。そういう私も、そのうち「同情するなら仕事くれ」になってたりしてね(‐‐)