構造化コーディネート研究所(cc−labo)

代表である豊田美智子の個人的なブログです。事業所のURLはhttp://cc-labo.jp/です。

発熱パワーアップ+刷り込み的なお正月


 今日になって、仕事のお相手先の関係者から、クレームのような、あるいは通告のようなものがあった。発注元である行政は御用納めでお休みだから、私だけで処理しないとどうしようもない。仕事に政治や強力な社会運動が絡むと、仕事の目的が見えなくなり、その他の関係者は訳が分からんようになる。半日以上かけて、専門家の方々などこちら側の関係者とメールをガンガン打ちまくり(指が痛いっちゅーねん)、こちら側の関係者の交通整理をしているうちに、せっかく下がってきた疲労による発熱がまたパワーアップしてしまいました。お陰で夕方から夜遅くまで寝込んでしまうハメに。はぁ、しんど。他の大事な仕事ができないじゃないの。


 マサさん、昨日の記事にコメントをありがとうございます。コメントを拝見して、感じることがとても多かったです。

 私個人的には、クリスマスやお正月、その他の国民的イベントが好きではありません。街のあちこちで、イベントの季節、特にお正月は「特別感」「非日常感」「ハレの日」(お正月がハレの日といえるのかどうかはちょっと疑問)といった“国民が常識的に感じなければならない感情・感覚”のようなものを植え付けられてしまうのが、どうしても好きになれません(昔は商売を通して植えつけている方だったくせにね^^ あ、それは今もか^^)。「あなたはもう○○しましたか〜、え?まだなんですか〜、世間はみんなやってますよ〜」的なニュアンスが、どーも好きになれない。国民運動的な刷り込みのにおいを感じてしまう。

 また、実家へ顔を出さないといけないなど、「△△しなければいけない」というものが多くなるお正月というのは、特にしんどい。身体も気持ちも疲れる。正直なところ、年賀状も書きたくない(今年もまだ書いていない)。まあ、年賀状は近況報告代わりに使えるから、私がALS患者であることを徐々にカミングアウトしていく手段にしていこう。身体が動かなくなり、そして仕事量・仕事先が減ってくれば、年賀状のお相手先も自然と減るしね。ちなみに私は、逝ってしまう前に、喪中ハガキは自分で自分なりのものを作っておく予定です(^^) これはちゃんと書いておきたい。


 加えて、気持ちだけでなく身体的にも、私はお正月のような国民的イベントから感じる圧力(プレッシャー)に耐えられなくなってきているから、余計にしんどい。私の身体のことをご存知の方からさりげない気遣いをしていただけるのはとてもうれしいけれど、逆にあなたは可哀想な人なのだから(過剰に)イベントを盛り上げて差し上げましょうという雰囲気プンプンで近寄られてくる方は苦手です。お互いが対等に盛り上がれるならいいのですが。とはいえ、夜の宴会に行く体力はもうないけど--。

 私は、お正月もほとんど日常通り・普段通りの「ケの日」でいたい。普段なかなか会えない人に久しぶりに会えたり、本を読む時間があったりする(残念ながら自宅仕事があるのでその時間がないのですが)というのはとてもうれしいことなので、そこから元気をもらえれば満足です。季節感のない・季節感を大切にしないヤツと思われそうですが、季節感はイベントを盛り上げること以外でも、いろんな方法や感受性をもって感じることができるから、私はそれで十分です。


 かといって、伝統・文化・風習・縁起・先祖・家族・親族・血縁等というものや、イベントそのものやそれを(盛大にないしは慣習として)楽しむことを否定しているわけではありませんので、あしからずご了承ください。私もお雑煮を食べるしね(お節は白砂糖だらけで食べられないけれど)。とはいえ、お餅は食べ方に気をつけないといけないけれど、白味噌は塩辛くないお味噌だから味噌汁を嚥下しやすいので、お雑煮は日常的に食べているのですが(^^)

 つまり、イベントを楽しむことを否定しているのではなく、マサさんのコメントを拝見して、「自分の心身サイズ」に合ったイベント(今回の場合はお正月)の楽しみ方があってもいいんじゃないかな?、そういう選択肢が許される社会(大きくは国という意味から小さくは家族という意味までを含めた様々な社会)があってもいいんじゃないかな?、と思った次第です。特にこんな病気を持った私達は“(いろんな)社会が作った常識”に振り回されるのは疲れるだけだし、そして今まで信じていた自分の価値観を、必要に応じて必要な部分を変えていかないと生きていけないと私は思っています(もちろんその人によって、変える必要のない・変えるべきではない価値観もありますよん)。


 マサさん、ブログネタをありがとうございました。マサさんもご自分の心身サイズに合った楽しみ方で、「取り残された感」を徐々に感じないようにしていきながら、決して無理せず、お正月を過ごしてくださいね。

 さて私は、お昼にできなかった仕事に今から取り掛かります〜。まずはプレドニン飲んで、身体の景気づけをしようかな(^^)