構造化コーディネート研究所(cc−labo)

代表である豊田美智子の個人的なブログです。事業所のURLはhttp://cc-labo.jp/です。

保健所の巡回STさんとお会いしてきました。


 本日午前中で、公式なお仕事は御用納め。明日からは非公式?な仕事が年末までいくつか続きます。公式なお仕事でお世話になっている皆様方、今年もお世話になりました。来年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 今日は午後遅いめから、保健所の巡回STさんによる嚥下相談に出かけてきました。保健所の保健師さんは大阪府の職員だし、巡回STさんは保健所の委託によるお仕事だし、私も府の委託仕事が多いから、府の予算話で盛り上がりました(^^)

 肝心の嚥下相談の方は、私が作ったメモと嚥下造影検査(VF検査)の結果報告書を持参しました(患者さん向きじゃないよね、この報告書、とのこと。私もそう思う^^ 用語の意味を検索して調べましたよん)。また、私が普段使っているプラスチックのmyスプーン&フォーク&カップと、「食べにくい」物の実物を持参してくださいとのことでしたので、ハンバーグ弁当を買っていきました(パラパラしたご飯とミンチ肉が苦手だから)。少し早めに到着したので車の中で眠っていたら、15分ほど寝過ごしてしまいました(--) 申し訳ございません。


 教えていただいたことは以下の通りです。

<口腔等のリハについて>

  • まださほど嚥下障害がひどくなっているわけではないけれど、舌萎縮があるので、舌のリハビリをした方が良い。1つは舌打ちする練習。舌を丸めた状態から音を出す舌打ちと、舌をまっすぐにした状態(歯の裏側に舌の先をつけた状態)から音を出す舌打ちをやってみること。2つめは、「パタカ」「パタカラ」を練習するよりも、舌を前に出して、舌の先にアイスクリームについてる木のスプーンや乳ボーロ(懐かしい)などを乗せ、5秒間(慣れれば10秒間)、舌を出したままにしておく。これを3回くらい繰り返す方が舌の運動が強くなる。(やってみた感想):舌だけでなく、アゴまで痛くなりますよ。
  • 頬の外側のリハビリは、(リハのセラピストさんもおっしゃっていたけれど)ゴルフボールで頬をぐるぐるとマッサージするのがおすすめ。ピンポン玉は肌の摩擦を生むので、肌が荒れるとのこと。ゴルフボールは冷たいけれど、その冷たさが頬への刺激にもなる。あるいはビー玉2個でやってもOK。(感想):また100均に走って、ゴルフボール買わんといかんね(^^)
  • 頬の内側のリハビリは、指で広げるのが一番手っ取り早い。ついでに、指またはスプーンで舌根部を押さえると、舌根部のリハになる。(やってみた感想:お風呂に入りながらできるからラク。舌根部を押さえると、オエ〜ってなるけどね)。
  • 鎖骨周りの筋肉(呼吸補助筋)のこわばりをなくさないと、喉やアゴ、頬などのこわばりも取れないし、嚥下も悪くなっていく(リハでも同じことをおっしゃってもらっています)。姿勢矯正ベルトや、(前回お会いした保健所の巡回PTさんに教えていただいた)ゴムのたすき掛けなどは、肩に良くないので長時間しない方が良い(はい、できませんでした--)。背もたれのある椅子に座って、手を背もたれの後ろに回し、数秒間そのままの姿勢でいるだけで、鎖骨周りのリハビリになる。(やってみた感想:結構、鎖骨周りが広がりますよ。骨も痛くならないし。姿勢が持たないので数秒間しか続かないけど、それでも充分リハになってます。)
  • 腹筋がないと、呼吸筋が弱り、嚥下にも影響してくる。腹筋をつけるには、椅子に座ってふくらはぎを持ち上げる運動をしてみる(できませんでした--)。あるいは、足首にクッションを置いて寝ころび、クッションを押さえるだけでも腹筋に力が入る。(感想:またチャレンジしてみます)


<嚥下食、食事内容、食事量について>

  • とろみ剤の中で、(現在のところ)最も食べ物の味を損ねない成分を使って作られているのは、「トロミパーフェクト」(日清)とのこと。でも、コーンスターチで代用するのもOKだし、とろろもOKとのこと。豚汁などになめこを入れ、とろみをつけるのもOK(味噌を減らせる=塩分で咽にくくなる効果を狙うのもOK)。でも、なめこは危険だから、食べない方が良い。また、いろんな形状のものを、一度に一緒に食べないこと。(感想:とろみ剤ってメーカーごとにいろいろ成分が異なるのね。また調べてみようっと)
  • 今、実践している嚥下食の工夫は、このまま続けて下さいとのこと(食べられるものが少ないから、それを工夫するしかないからねえ--)。しょうがシロップやハチミツりんごジャムを作ってくださったり、しょうが粉末を紹介してくれる方々がお知り合いにいらっしゃるというのは、(私に)人徳があるからですよ、とのこと。(感想:いや〜それほどでも、って勘違いしてみたりする^^・・・みなさんありがとうございます。)
  • ハチミツはどろどろしているので、そのまま食べると喉に引っかかるから食べないこと。ヨーグルトにも入れない方が良い。お知り合いの方に、(上述の)しょうがシロップやハチミツりんごジャムを作っていただくか、あとは料理に使っていく方が良い。メープルシロップはさらさらしているから、そのまま使用してもヨーグルトに入れてもOK。(感想:ハチミツを使った料理を勉強してみます。ピンチ力がないので、自分でハチミツを押し出せないのが悲しい--)
  • ご飯は雑穀米OK。発芽玄米もOK。市販されているお弁当のご飯やおにぎりは、ご飯がパラパラするように脂を少し混ぜて炊いているため、ご飯粒の鼻腔内への誤嚥が起こりやすいとのこと。だから市販されている、あるいは外食先でご飯類を食べる時は、気をつけた方が良いとのこと。(感想:なるほど。やっぱりnagomiさん伝授の「冷凍雑穀米おにぎり」を常備食にしようっと。外食時も雑穀米を狙おう)。
  • お餅は今の食べ方(モッフルとして食べたり、小さく切ってちょっとだけ炊くなど)でもOKだし、おろし金ですると、形のある状態のままで、かつ飲み込みやすくなる。(感想:お正月にお餅をおろし金ですってみようっと)
  • (私が苦手な)肉・魚は、食べられるものだけ食べればOK。さつまいも、じゃがいも、かぼちゃは、本来なら繊維質が多いから嚥下食に向かない。けれど今のように、水分を多くして柔らかい煮物やコンポートにしたり(nagomiさんありがとうです)、つぶしてサラダにしたり、豚汁などに入れたり、レンチンした後に軽く焼いてとろけるチーズを絡めて食べる方法ならOKとのこと。
  • ミルクティ+生姜粉末+メープルシロップ(すなわちチャイみたいなもの)は嚥下しやすいからOK。(私はお茶などで誤嚥しやすいので)ミルクをうまく使って飲み物をつくるのはOK。お茶は少しずつクチに含むこと。お茶にしょうが粉末を混ぜて、嚥下に刺激を出すのはOK(感想:生姜嚥下食品の特許情報をプリントアウトして持参しました。それを見ながらお話してきました)
  • 減らした場合の一口当たりの適切な食事量とは、マドラースプーンに1杯程度。今、私が使っているスプーン(100均で売ってる普通のスプーン)だと、すりきり一杯盛った場合、3口分に相当する。食事中に咳が出るのは、一口当たりの食事量が多いということ(もちろん誤嚥など、それ以外の理由もある)。プラスチックのマドラースプーンを購入しておくと便利。(感想:また100均に走らんといかんぞー。あるいはスタバでもらって?こないとあかんぞー。でもマドラースプーンで食べると、何回も手を動かさないといけないので、手が疲れるだろうなあー・・・休憩しながら食べてくださいね、とのことでした)
  • 毎日の食事量・食事内容について、私が記録しているメモを見ていただきました(記録しようと思ってし始めたわけじゃないのですが、薬やピークフローの記録をつけるついでに、食事内容などもごく簡単に書いてます)。朝・昼がほとんどバナナ1本とおにぎり1個程度だけど、夜でカバーしようとしているから大丈夫とのこと。夜にヨーグルト500mg食べてるから他のものがあまり食べられないけれど、少量ずつ、おにぎりなりおかずなり食べていけばOKとのこと。あと、日によって、脂物(ピザなど)が食べられたりしている理由は?とご質問があったので、月経に食事が(手足の動きなども)かなり左右される、月経後すぐ位の時は、ピザなども少しは食べることができると答えました(感想:月経でいろんなことに波がでるから、ほんとツライ--)


<その他のアドバイス>

  • (私のメモに白砂糖入りの食品が食べられないと書いておいたので)「マクロビ」(マクロビオティック)してるの?とご質問がありました。別に特別な意識はしていませんが、身体が受け付けない食べ物がだんだん増えてきていると答えました。巡回STさんご自身もアレルギーと喘息、子宮内膜症で苦しんでおられ、「マクロビ」を実践中とのこと。黒砂糖粉末と生姜粉末を混ぜて使うと、胃にやさしいし(胃が痛くなりにくい)、身体も温まるから、試してみてくださいとのこと。便秘がちな時は、オリゴ糖がお勧めとのこと。(感想:たけさん、年末か年始に、黒砂糖をいただきに行くわ〜)
  • 半身浴をする時は(呼吸が苦しくなるので私は半身浴にしています)、肩に乾いたタオルをかけると温まりやすくなる。濡れたタオルは冷えるからダメ。(やってみた感想:温まり方が早くなりました。浴室から出たら、寒いので直ぐ冷えてしまうのは一緒だけど--)
  • 1/2追記:しゃっくりが止まらなくなってきたら、横隔膜の動きが悪くなっているので注意すること。(感想:先週位から、しゃっくりがよく出るようになってきた。)


 書き出すともっとあるので、これぐらいにしておきます。約1時間30分に渡り、いろんなアドバイスをいただき、お話をしてきました。STさんいわく、ラクしながら、手抜きしながら、楽しみながらじゃないと、自宅リハは続かない。そのとーりです。現在、週2回リハに通っているから、あとはお風呂などで、「ついでリハ・ながらリハ」を楽しみます。

 買っていったハンバーグ弁当は、私自身が食べるには身体が受け付けないものばかりなので、食べずにそのままお持ち帰りくださいとのこと。「食べにくい」物を持って来て=「食べられない」物を持って来て、になっていましたね。結局、ハンバーグ弁当は、ダンナの晩御飯となりました(^^)

 昨日の帰還兵は、風邪をお土産に持って帰ってきました。早速、私にもうつしてくれたようで、頭がガンガンしています。わたしゃ、アスピリン喘息で風邪薬が飲めないのに〜〜〜。