構造化コーディネート研究所(cc−labo)

代表である豊田美智子の個人的なブログです。事業所のURLはhttp://cc-labo.jp/です。

2016/3/18 リンデロンMAX0.75錠(0.375mg)継続期30日目:モノからヒトへ。

2016/3/18 リンデロンMAX0.75錠(0.375mg)継続期30日目:モノからヒトへ。地域密着型調剤薬局のあり方とは?
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タイトルは「コンクリートからヒトへ」ではありません。^^ 今日は調剤薬局さんにお仕事で出かけました。お話の中で、4月からの制度改定についてお聞きしました。その内容が、「モノからヒトへ」の転換を図るようになってきているとのことでした。
 
例えば、「かかりつけ薬剤師」制度ができます。できるだけ1カ所で調剤してもらって、その薬局の薬剤師のどなたかを「かかりつけ薬剤師」として登録するようにしていくということがあげられます。
 
また、お薬手帳を持参しなかった場合、薬代が8点(1点10円)、すなわち患者負担が約20円増えることになるそうです。薬剤師はお薬手帳を見て、飲み合わせは大丈夫か、お薬が残っているのではないかと言ったコミュニケーションをとることを求められます。
 
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1990年代から始まった医薬分業制度ですが、2016年度からセルフメディケーション(「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」:WHO定義)に調剤薬局が寄与する方向に、厚生労働省は大きく舵を切りました。いわゆる調剤しか行わないような「門前薬局」は、診療報酬を減らされることになります。すでに調剤薬局の淘汰は始まっていますが、今後はますます淘汰が激しくなることでしょう。
 
今日お話しした調剤薬局さんは、門前薬局ではありますが、外来に負けないくらい、施設にお住まいの方、在宅介護の方の調剤も取り扱っておられます。外来の処方は出来ても、施設や在宅の方の処方ができない調剤薬局が多いらしく、隣の市からも依頼があります。私からしたらなぜ施設や在宅の方の処方が出来ないのか不思議なのですが、外来よりも手間ひまのかかることをするのが苦手な薬剤師さんが結構いらっしゃるようです。
 
薬剤師の養成が6年生になって2016年度で10年目を迎えます。この調剤薬局さんは、積極的に薬剤師の採用活動もされています。先日、リクナビEXPOがあり、ブースに参加されてこられました。参加料、なんと300万円! 33名程の薬剤師さんがブースに来てくださり、お話が出来たとのことでした。一人、話をするのに約10万円かかるのか〜。これからのフォローのことを考えると、採用にかかる費用っていくら位かかるんだろう。。
 
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こちらの調剤薬局さんは、地域密着型で地域の健康に寄与したいという思いから、地域で食べて(または飲んで)もらえる健康食品の開発をお考えです。地域の中にある農産物加工所を活用してそれが実現できないかと思い、いまお伺いしているところです。
 
加えて地域密着型のイベントをしようと、薬局内で半日限りの農産物直売所をすることになりました。私が直接、あるいは行政機関を通して農家さんにお声がけしたのですが、多くの方々が出店はしないという決断をされています。イチゴ農家さんは出荷する程の余裕がないとのことだし、加工品を製造販売しておられる団体さんはあまり他所では売りたくないとのことだし・・・。
 
調剤薬局と農業という今まで接点がないことを新たに始めようとしているので、農家さんとの信頼関係がなく、出品してもらえないのかもしれません。また、4月というイベントが多い時期の依頼なので、余計に対応が難しいのかもしれません。農家さんの共感を得て、調剤薬局と仲良くなっていける方法ってないかなあ。。